アロワナの病気の症状と対処方法
※確実に直す方法ではありません参考程度にご覧下さい
★色々詳しく相談や質問をしたい方は掲示板へほうへ投稿して下さい
アロワナ は薬に非常に弱い魚ですので、間違った治療法で死亡
させない為にも、このページをよく読んでください。
症状別にしてみました!
〇 目次 現状別索引 〇
眼球が白くなっている...No.1
体に白い小さなゴミなどを付けている...No.2
食欲が無い...No.3
ひげがかなり長い(食欲がない続き)...No.4
水替えすると水面近くを泳ぐ(じっとしている)...No.5
尾鰭(おびれ)先端の骨が湾曲している...No.6
頭を下げて泳いでいる(ヘッドダウン)...No.7
細長い白い虫のようなものがついている(イカリ虫)...No.8
丸い白い虫のようなものがついている(魚じらみ)...No.9
尾鰭(おびれ)をかんでぼろぼろになってる...No.10
鱗(うろこ)が浮き上がっている(松かさ病)...No.11
体に花粉をまぶしたように白い点がつく(花粉病)...No.12
目が出目金のように飛び出している(ホップアイ)...No.13
鱗が欠けている...No.14
眼球が下を向いた状態になってしまう...No.15
したアゴが出ている...No.16
鰓(えら)がめくれている...No.17
何かにぶつかり体に傷ができた...No.18
何かにぶつかり鱗(うろこ)が取れてしまった...No.19
全ての病気の予防に【よい環境作り水作り】
No.1 眼球が白くなっている
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良く見ると眼球が白くくすんでいる、または擦り傷のように
なっている。
目に濁りが出る場合は、かなりの年数を飼育している個体ですと
人間と同じで老眼?なんて話もあり少し目が濁ったりもします。
ですが大体の原因は水が悪くなっています
水を良くして下さい(
よい環境作り水作りを参照)
No.2 体に白い小さなゴミなどを付けている
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良く見ると体に白いゴミのようなものをつけている
比較的水の変えすぎの時に起こりやすい現象です
水が悪くなってもおきますので。
水を安定させてください(
よい環境作り水作りを参照)
No.3 食欲が無い
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小さい時は凄い食欲だったのに!最近は餌食いがなぜか悪い!
これは難しいですよね!水が悪くても食欲はなくなりますし
単純に同じ餌ばかりで飽きてしまったなども考えられます
環境を変えたばかりの時もありますね!
まずは環境変化や水の状態をチェックしてください
(
よい環境作り水作りを参照)
単純に餌に飽きてしまっている場合は違う餌を与えるしか
手がありませんね!わがままな魚なのでなんとも言えませんが
2、3日餌を抜くと食べるなんて固体は多分その餌に飽きています
No.4 ひげがかなり長い(食欲がない続き)
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前はそうでもなかったけど、最近なんかひげが長い!!
これは比較的餌不足の時におきますが、餌食いが悪い場合は
元々の原因を探ってください、水が悪い可能性もあります
餌を与えて下さい&水を良くして下さい(
よい環境作り水作りを参照)
No.5 水替えすると水面近くを泳ぐ(じっとしている)
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水替えをするたびに水面近くに上がってあまり元気がない
これは現在の水槽のPH値と水替え時(水道)の水のPH値の
差が大きく軽いPHショック状態です。
または温度差がありすぎで水槽の温度か急激に上下している
通常水道はPH6.5〜PH7.4の間で収まると思いますので
原因は元の水槽の水になります
水を良くして下さい(よい環境作り水作りを参照)
温度が原因の場合はきちんと温度調整して水替えしてください
多少上がる分にはいいですが(2℃程度)下がるのはあまりよく
ありません。
No.6 尾鰭(おびれ)先端の骨が湾曲している
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尾鰭の先端がちょっとちじんだように湾曲している!
これは固体に対して水槽が小さいのが原因です
ん〜頑張って大きな水槽に移すしかありませんね!
ほっておくと他の鰭も影響してきます。
No.7 頭を下げて泳いでいる(ヘッドダウン)
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頭を下に下げ泳いでいる!これは龍魚だけの現象でまだ原因
などは解明されていないようです。
解明されていないので、治療法も確実に回復するものはないが
水槽の水を量をアロワナの体高ぐらいの量にしてしばらく様子を
みてみる、この場合パワーフローなどを使用すると良い
No.8 細長い白い虫のようなものがついている(イカリ虫)
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体に3mm程度の白い虫がついている、実際は7mm以上ありその半分が
体に寄生しています、このイカリ虫は金魚に寄生している寄生虫で
龍魚の場合胃に入ってしまえば消化してしまうのだが、一度に沢山
の金魚を入れ食べきれず水槽を泳いでいるなんて時に発生します。
(注意)市販のイカリ虫用の薬は絶対に使用しないでください!
イカリ虫用の薬を使用すると命取りになります!
この発見したら水温を33℃に上げ、荒塩を500Lに対して
2kg投入します、その状態で一ヶ月ぐらいイカリ虫が死滅するのを
待ちます。
No.9 丸い白い虫のようなものがついている(魚じらみ)
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体に丸い円盤状の虫がついていたり、水槽内を浮遊している
これもイカリ虫同様金魚などに寄生している、また混泳の際の
ガー類にも注意が必要になります。
(注意)市販の薬は絶対に使用しないでください!命取りになります!
この虫の場合体から離れて水槽を浮遊することがありますのでそれを
みつけ網ですくいあげます、この繰り返しで気長に除去してください
No.10 尾鰭(おびれ)をかんでぼろぼろになってる
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自分の尾鰭をかんでぼろぼろにしてしまう!
これは詳しい原因はわかっていませんが、ストレスが原因かと思います
小さい水槽から大きな水槽に移した際に起きることが多いようです
今までに完治した事例として、水槽に仕切りを付けて少し狭くする。
混泳させる、水流を作るなどがあります
No.11 鱗(うろこ)が浮き上がっている(松かさ病)
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最初は、鱗が1、2枚立ってくるがそのまま放置しておくと残りの
鱗も次々と立っていき最後には死亡する可能性もあります
毎日よく見ている方は気がつくと思いますが、結構きずかないで
なかり深刻になってから他人から指摘なんて事もありますので
気にしてみてください、見かたは前(頭)のほうからではなく
尾鰭がわから体の側面をみて鱗が立っていないかみると比較的
早いうちに発見ができます。
早期治療が有効で、発見したら水温を33℃に上げ、荒塩を
海水の3/1から3/2の濃度になるまで投入する、大体は
2、3日で完治すると思います、海水の3/1と言われても
分からないよって方多いと思いますが1200×600×450の水槽
で大体コンビにのおにぎりを2個弱と言った感じでしょうか
No.12 体に花粉をまぶしたように白い点がつく(花粉病)
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体に花粉をまぶしたように白い点がつく病気で、白点病とは
違って、点が細かい。
この病気は経験がないので現象を目で確認していませんので
詳しい状況説明がちょっとできません
メチレンブルーまたは、グリーンFゴールドを規定量の半分
投与する、約1週間で完治と思います。
くれぐれも入れすぎに注意してください。
No.13 目が出目金のように飛び出している(ホップアイ)
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目が出目金のように飛び出してくるその後、松かさ病のよう
に鱗が立っていきやがて身体が赤くただれたようになる。
この病気になると90%以上が死亡する
この病気は直るみこみがないみたいです、個体を購入する際に
注意するべきである、はっきりとした原因は不明だが、水あたりで
はないかと言われています、やはり購入した際の水合わせは大切で
すね。くれぐれも焦って水槽に入れないようにしてください。
No.14 鱗が欠けている
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鱗がところどころ欠けてしまう、ひどくなると発色部分の
全てが欠けてなくなってしまう。
比較的、市水などの薬が多く含まれている水で飼育している
となりやすいようです。
この病気は直るのに時間がかかります、欠け具合が多少であれ
ば、温度を33度ぐらいに上げ、あら塩を入れます。
ひどいようでしたら、鱗自体を取ってしまった方が懸命です。
原因は水質の悪化が考えられますので、毎日ほんの少しづつ
水替え?水足しを行うとよいと思います。
No.15 眼球が下を向いた状態になってしまう
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眼球が下を向いた状態になってしまう、早期に治療すれば
直る可能性のあるみたいですが、一度下がってしまうと完治
するのは究めて難しいです。
ここでは治療方法というより予防策を考えた方がよいでしょう
水槽はなるべく奥行きのあるものを使用し、底砂を敷かないの
であれば、苔などを付けたままにするか黒い底にし、光の反射
を防ぐべきである、また底を泳ぐような魚との混泳なども避け
たほうがよい、それでも眼球が下がるようでしたら、できるだ
け下に水槽を設置するか、他のアロワナ3、4匹と混泳させる
のがよい、その際ノーザンバラムンディはアジアアロワナより
気質が荒いので避けた方が懸命です。
No.16 したアゴが出ている
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よく見かけますがうわアゴよりしたアゴのほうが出ている!
実は私も原因も予防策も対処方法など分かりません
なにか情報が入り次第掲載いたします。
No.17 鰓(えら)がめくれている
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これはストレスが原因です、狭い水槽で飼育している場合や道路際など
常に落ち着かないところに水槽を設置しているなどが原因にあげられます
出来るだけ大きな水槽に移動することをお勧めします、移しても改善が
見られない場合は手術により切除することになります、この場合麻酔を
かけますので、素人には無理かと思います、麻酔の量を間違えると死に
至ることもあります。
No.18 何かにぶつかり体に傷ができた
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餌を食べようとして体をぶつけてしまい傷ができてしまったなど
傷ができているところは色も削れてしまっていると思います。
少し時間はかかりますが、血が出るほどの深い傷でなければ基本的に
は全て完治しますので、気長に待ちましょう!
No.19 何かにぶつかり鱗(うろこ)が取れてしまった
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餌を食べようとして体をぶつけてしまい鱗が取れてしまったなど
気が付いたら鱗が水槽内に落ちているなんて事ありますね!
かなり時間はかかりますが、鱗はじょじょに再生しますので心配いりません
その他の病気も沢山ありますので、何かおかしいぞ!
と気付いた際は掲示板などでご相談ください!
私も出来る限り対応していきたいと思います。
よい環境作り水作り
[目次へ]
いろいろな病気の原因としてストレスや水があげられますが、よい環境とよい
水作りをするための要点だけまとめてみました!!
【水槽の大きさ】
水槽は大きいにこしたことはないですが最低龍魚が水槽の中を回れる大きさ
が必要です。
【水槽の中】
アロワナは水槽のうわ蓋についた雫なども餌と勘違いして飛びついたり、水槽内
を急にターンしたりと常に動き回る魚ですので、ぶつかって体に傷が付きそうな
置物、天然木などはさけたほうがよいでしょう!
【混泳】
龍魚だけでは寂しく混泳を考える方も多いと思いますが、気性が荒い魚などは
喧嘩し龍魚にも傷が付いたりストレスの原因となります。
またナマズ系やエイなどは常に底を泳ぎますので、龍魚がいつもその魚を気にして
いると眼球落下の原因ともなりますので、混泳の魚はいろいろな事を考慮して慎重
に選ぶべきですね!
【よい水とは?】
よい水と一言で言っても難しいですが、水替えを沢山している事がよい水では
ありませんので、勘違いしないで下さい、元々よい水とは龍魚が生息している
現地の水の状態を言います!ではその水を作ろう!これは日本の水ではほとんど
不可能ですので、出来るだけ近づける事を考えます。
PHは7前後、伝導率は50以下これが現地ですが、実際日本だとPHは6.2〜PH7.3
伝導率200ぐらになるのではと思います、難しい電気?の話はさておき...
とにかくよい水を作るにはろ過層によって変わってきます、必ずウールマットは
月に2回程度は少しづつ洗ってください、ろ過材は数年使用して根づまりしてる
ようでしたら新品に交換してください。
PHが安定しない、なかり低いかなり高いなどは大体ろ過材が原因です。
【水替】
水替は月に一回どばっとやるより、毎日ほんの少しを抜き差しするのがベストです
変えすぎると水が白く濁ると思いますが、この白いのはバクテリアの死骸ですので
その日はそれ以上水替をしないで下さい!
とにかく安定した水(良い状態を保つ)ストレスのたまらない環境、これが良い龍魚を
育てる為の基本となりますまたいうまでもなく病気の予防につながります。
皆さんも頑張って可愛がって良い龍魚に育ててください!